こんにちは。
ことちゃんママです。
今日は、授乳が痛くて痛くてつらすぎるお話です。
出産の記事はこちらから。
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目次
■授乳道場のはじまり
出産後、すぐに始まった授乳道場。
朝から晩まで、毎日毎日、何度も何度も授乳する日々。
授乳自体が痛くも痒くもなければ、
夜中起きるのが辛いくらいで、
あとはどうってことないんだろうけど、
私はとにかく授乳が痛くて痛くてしょうがなかったので、
一日中憂鬱でした。
「授乳 痛すぎる」
「授乳 耐えられない」
「授乳 いつ慣れる」
と狂ったように検索するも、
その解決法はなく、
一向に痛みはなくなりませんでした。
■葛藤
産まれた時かなり小さかったことちゃんは、
最初から母乳プラスミルクでした。
最初からミルク使ってるんだから、
さっさと母乳は諦めて完ミ(完全ミルク)にすればいい話なんだけど、
それがどうしてもできませんでした。
完ミだって赤ちゃんはちゃんと育つし、
今のミルクはほぼ母乳と同じ成分で母乳に劣らないことは
頭では分かってはいたけど、
母性からくるものなのか、
直接飲ませたいという気持ちがどーしても諦められませんでした。
直母で飲ませたい、でも痛すぎて吸わせられない。
その葛藤で日に日に気持ちが落ちていきました。
退院して3日後、
ことちゃんの体重経過を診てもらうために助産院を訪れました。
体重は順調に増えていたので、
成長に関しては問題ありませんでした。
助産師さんに授乳の相談をしました。
本当に痛すぎて辛いんです。でも母乳も飲ませてあげたいんです。
助産院で泣いてしまいました。
でも助産師さんには、こればっかりは慣れだからと言われました。
しかも追い討ちをかけるかのように、
赤ちゃんに吸ってもらわないと母乳出なくなるからね、
ミルクも哺乳瓶であげてると哺乳瓶に慣れてしまって
おっぱい吸わなくなるよ、
そうゆう人、何人も見てきたんだから。と…
この言葉がさらに私を追い詰めました。
■産後うつ
何度ネットで「授乳 痛み」で調べても、
「そのうち慣れるから頑張って」とか
「1、2ヶ月で私は痛みがなくなりました」
といったコメントの数々。
1ヶ月なのか2ヶ月なのかで私的にだいぶ違うんですけど!
と思ったり、
産後1週間で母乳諦めた人はいないのか、
とか、もうかなり追い詰められていました。
「産後ってこんなに痛いの!?」でも書いたように、
最初の1、2週間は授乳の痛みに加え、
会陰の痛みと筋肉痛がとにかくひどかったのです。
そんな状態だったので、精神的にボロボロになっていきました。
ことちゃんのことは可愛くてしょうがないのに、
授乳することが怖すぎて、
何に対しても笑うこともできなくなっていました。
テレビを見ても笑えないし、家族とも楽しく話せない。
これがあの産後うつと呼ばれるものだったのかもしれません。
■旦那ちゃんの言葉
そんな状態だったある日、
泣きながら授乳している私を見て
旦那ちゃんが言ってくれました。
授乳でそんな無理することない。
ミルクだっていいじゃん。
ミルクなら俺もあげられるし。
別に完全にミルクにする必要もないし、
たまーに母乳あげるくらいの気持ちをでいいんじゃないの?
とりあえず直接吸わせるのは2、3日休んだら。と。
それを聞いて心がすっと軽くなりました。
次の日、 2週間検診があり、助産院に行きました。
そこで授乳についてまた相談しました。
その時は前日旦那ちゃんに言われたこともあって、
「完母(完全母乳)にはせず混合(母乳とミルクの併用)で頑張ろうと思います」ときっぱり話しました。
すると、前回とは別の助産師さんだったこともあり、
自分のペースで頑張ればいいのよ。
泣きながら授乳したり、お母さんが暗かったりしたら、
ことちゃんは喜ばないよと言われました。
ハッとしました。
何のための授乳なんだろうと。
ことちゃんが順調に成長してくれることが1番大事なことで、
変に意地をはって暗い気持ちのまま育児をしても
しょうがないなと思うようになりました。
■自分のペースで
完全に母乳を諦めることは、どうしてもできなかったのですが、
おっぱいを吸わせる頻度を減らしたり、
痛すぎる時はすぐにやめたりと、
無理はしないよう自分のペースでやっていくことにしました。
なので、最初のうちは乳首の傷を治すことに専念しました。
乳頭部分に血豆のようなものができ、
表面はヒリヒリして痛かったので、
赤ちゃんが舐めても大丈夫な軟膏を塗ってラップで保湿しました。
そして丸一日、吸わせない日を設けて、乳首を休ませました。
なんとなく私の感覚ですが、
数時間でもぐっすりと寝れた時は
乳首の回復具合も良かったような気がしました。
睡眠って大事だなぁと改めて感じました。
今となっては2か月ほどで痛みに慣れることができ、
授乳が苦ではなくなりましたが、
当時はいつまでこの痛みが続くのか、
本当にこの痛みに慣れる日がくるのか、
計り知れない不安と絶望感に襲われていました。
次回は、授乳の具体的な痛みについて書きたいと思います。