注文住宅でお家を建てる中で譲れなかったのがルンバブルな部屋です。ウチの旦那ちゃんが基本的に一切掃除をしないので、これからずーーっと私が掃除をしなくてはなりません。
なので注文住宅にするからにはルンバブルなお部屋を想定して家造りをしました。理想は自分で掃除機をかける面倒をなくすこと。冗談ではなく本気で目指したので、今回はルンバブルに必要なポイントを整理してみました。ルンバブルな部屋を目指している人は参考にしてみてください。
目次
ルンバブルとは
早速ですが「ルンバブル」ってご存じでしょうか。このルンバブルは、私が理想とするお部屋の状態なのですが、ルンバブルとは「Roomba(ルンバ)」+「able(できる)」の造語で、お掃除ロボットのルンバが掃除しやすいお部屋や状態のことを言います。
そう、つまり掃除は、ルンバにまかせちゃえ!ということです。マジ理想。
ルンバブルの部屋にするための準備
ルンバブルの部屋にする前にまず以下の3つの準備が必要です。
・導入するルンバを決める
・導入するルンバのサイズを把握する
・ルンバを使う前提で内装を決める
私の実家にもお掃除ロボットがいますが、椅子でテーブルの下に入れなかったり、部屋と部屋の敷居が高くて超えられなかったり、狭い場所を取れなかったりして、結局使われていません。
もったいない。
しかし、それはルンバブル前提で部屋の内装を決めていなかったからです。なので、私はルンバブルな部屋にすること前提に、比較的に購入しやすいルンバi3のサイズを考慮して家を建て替えました。
ルンバブルな部屋にする5つのポイント
ルンバブルの部屋にするポイントは以下の5つです。
- ルンバが通れる隙間10cm以上の家具を選ぶ
- ルンバが乗り越えられる段差2cm以内のものを選ぶ
- 床に物を置かないようにする
- コードが床につかないようにする
- 使用エリアを広めのワンフロアにする
建て替えまでしなくても今のお部屋をルンバブルにすることも可能なので、ルンバのサイズに合わせて家具を検討してみてください。
ルンバが通れる隙間10cm以上の家具を選ぶ
まずは、高さです。ルンバの高さより低い部分には入っていけません。なので、ソファの下だったりベッドの下といったところは10cm以上にします。気にすべき家具としてはソファ、ベッド、ダイニングチェアが主な家具です。床にぴったしくっついている棚などは気にしなくても大丈夫です。
ルンバが乗り越えられる段差2cm以内のものを選ぶ
そして、段差です。敷居やカーペットも高さがあるとルンバは乗り越えられません。ルンバが通れる2cm以内を選びましょう。小さなお子さんがいるご家庭では床にクッションを置くところも多いと思います。床とクッションの境目付近に家具があると高さの違いで入り込まなくなることもあるので気をつけてみてください。
床に物を置かないようにする
床にモノを置かないことも重要です。私の実家の例を見ても、とにかくルンバが通れるスペースを確保する必要があります。どうしてもおもちゃや遊具はその辺に散らばってしまいがちですが、なるべく一か所にまとめてルンバの掃除禁止エリアに設定することで、ルンバが身動きとれなくなる状態を避けることができます。
コードが床につかないようにする
一番難しいのが電源コードです。電源コードが床についているとルンバが通る際に巻き込んでしまいルンバが身動き取れなくなってしまいます。できれば電源コードが垂れなくて済むように家電の設置場所を考慮したコンセントの配置になっているのがベストです。
使用エリアを広めのワンフロアにする
当然ですが扉が閉まっているとルンバは部屋の中に入れません。ルンバで掃除を済ませたいエリアをなるべく広げたい場合には扉をなくすかワンフロアを広くすると便利です。これこそ注文住宅で事前に設計を考えないと実現できませんが、実現できるととても便利です。
我が家ではリビング、ダイニングがひとつの部屋になっていてスケルトン階段にしているので廊下がなく限られた敷地で23㎡のワンフロアになっています。ワンフロアがルンバ1台で掃除が完了するのでとても楽チンです。
ルンバブルな部屋に置きたい家具
ルンバブルな部屋にするには、ルンバを想定した家具にする必要があります。ここではルンバブルな部屋におすすめの家具を紹介していきます。
ルンバブルに対応した椅子
ルンバを使うことを想定して作られた椅子があります。ひじ掛け部分を使ってテーブルをひっかけることで椅子を浮かし、その下をルンバが通ります。
これならルンバも通る上にデザインもおしゃれです。
高さのあるソファ
中途半端な高さのソファの場合、ルンバが下に入ることができず埃が溜まっていってしまいます。ソファを購入する際には10㎝以上の高さがあることを意識して選ぶようにしましょう。オンラインでも手軽に形状が確認できるので参考にしてみてください。
ベッドフレーム
ベッドにも通気性を良くするために床面から高さを取っているベッドフレームがあります。通気性を良くするだけでなく、ルンバも通ることができるので掃除も楽になります。
ルンバの置き場所も確保しよう
ルンバの置き場所も準備しておきたいところです。基地がついているルンバi3+だと、ルンバが回収したゴミを吸い上げて基地に溜めてくれます。基地に溜まったゴミは3カ月に1回の廃棄で済むので掃除の手間を最小限にできます。
基地を設置するには周囲に障害物のない環境を作らないといけないので、場所の確保が必要です。パントリーなどに設置場所を作っておくと隠して収納ができるのでおすすめです。
ぜひルンバブルな部屋にして掃除機のいらない生活を実現してみてください。