外構工事・切り下げ工事

縁石切り下げ工事の費用と申請方法|自分で申請やってみた

自宅前の道路と自宅の敷地に段差があると、駐車がしずらい!
駐車場を考えている場合には、なるべく段差がないほうがいいですよね。
この段差をなくす工事を「切り下げ工事」と呼びます。

kirisage

こちら実際の我が家の段差部分の写真です。
そこまでの高さがあるわけではないのですが、新たに駐車場を作ることもあり、なるべくならこの段差をなくしたいと思っていました。

工務店には当初から駐車場を作りたい話をしており、そのような設計にしてもらっていましたが、切り下げ工事に関しては一切何も教えてくれませんでした。
(本当親切じゃない・・・)
こちらから確認して初めて切り下げ工事というものがあり、別途費用がかかるとのこと。
そして見積もりをだしてもらうとなんと60万!
いやいや、そんなにかかるものなら最初の計画時点で知らせてよと思いました。

ポンコツ建築会社にはもはや期待していないので、いつものように自分で調べることにしました!

切り下げ工事とは

車道と歩道(または敷地)に高低差(段差)があるときに、その段差を解消する工事のことを言います。
我が家のように敷地から直接車道に面している場合もありますが、歩道を挟む場合もあり、後者のほうが費用は高くなります。
また、街路樹があったりフェンスがあるとさらに費用は高くなります。

切り下げ工事は車道や歩道といった国や地方自治体の持ち物を工事することになるため、事前の申請が必要となります。

切り下げ工事の費用相場

切り下げ工事の費用と言っても、縁石を交換する費用に加え、申請費用、カッター、ランマー、ローラー、ぐり石砕石、舗装、安全対策のためのカラーコーン設置、警備員配置などがかかります。
我が家の切り下げたい部分は長さ約10mほどなのですが、工務店経由で見積もりをお願いしたところ、全てひっくるめて60万と言われました。
歩道も挟んでいないのに本当にその金額がかかるの?と疑問に思ったので、いくつかの業者に連絡をとり見積もりを出してもらいました。
すると、A社は合計29万円、B社は50万円、C社は14万円でした。
業者によってこんなにも変わるんだなと実感。
C社がなぜこんなに安いかというと申請費用が含まれておらず、C社が言うには、この規模の工事であれば申請の必要はないという話でした。
A社・B社は申請費用だけで7万円から10万円ほどになっていました。
また、B社が高いのは縁石以外に道路舗装の費用と廃棄するもの・処理する費用がかなり高い印象でした。

切り下げ工事の申請費用と方法について

さきほども書きましたが、切り下げ工事は車道や歩道といった国や地方自治体の持ち物を工事することになるため、事前の申請が必要となります。(私道の場合は別)
申請だけでなく、申請後きちんと許可を得ないと工事を行うことができません。

役所のHPに申請方法が載っていたので簡単にまとめてみました。
まず申請時に申請書と共に下記の書類を提出します。
(1)案内図<地図に場所を明記>
(2)平面図<敷地全体がわかるものに、施工箇所と施工内容を図示>
(3)縦横断図<歩道の横断、縦断勾配などを明記>
(4)構造図
(5)現況写真<施工範囲全体がわかるものに施工箇所をマーキングしてください。>
(6)道路台帳区域線図の写し、または道水路等境界調査図の写し

そして、承認後さらに下記のものを提出。
(1)着手届<押印は必要なし>は、施工前に提出していただきます。
(2)変更届<押印は必要なし>は、添付図書として変更内容が分かる図書も提出していただきます。
(3)中止届<押印は必要なし>は、自費工事を中止する場合に提出していただきます。なお、道路工事等施行承認通知書の原本を添付してください。
(4)完成届

多数の書類と1回の申請だけで完了するものではないことがわかりました。
こちらの内容は自治体によっても変わってくる可能性もあるので、参考までに御覧ください。

ただ、C社が言うにはこの規模の工事なら申請はいらないとのこと。
歩道や街路樹・フェンスを挟んだりするようであれば必要だけど、と言ってました。
うちの前の道路は細いですが、私道ではなく公道です。
なにが正解かもはや分からなくなりました。

切り下げ工事申請を自分でやってみた

相見積もりをとった結果、申請を工事業者に代理で行ってもらうと結構な費用がかかることが判明しました。そこで、申請は自分で行い、一番見積もりの安かったC社にお願いをすることにしました。

まずは、必要な書類がよくわからなかったので直接土木事務所の窓口で聞いてみることにしました。女一人で乗り込んだため、ものすごく場違いな感じでしたが笑、気にすることなく担当の窓口へ。
「新築工事のため家の駐車場用に切り下げ工事の申請をしたいのですが」と尋ねると「新しい家の図面はありますか」と聞かれました。
本当に駐車場を設置するのか、どのくらいの幅なのかを確認するということでした。
幸い家に旦那ちゃんがいたので、図面を写真で送ってもらい担当者に確認してもらいました。
その確認がとれた後、申請書と必要な書類が書かれた資料をもらい、それに沿って準備をすることになりました。以下が申請書以外に必要なものです。

(1)案内図<地図に場所を明記>
(2)平面図<敷地全体がわかるものに、施工箇所と施工内容を図示>
(3)縦横断図<歩道の横断、縦断勾配などを明記>
(4)構造図
(5)現況写真<施工範囲全体がわかるものに施工箇所をマーキングしてください。>
(6)道路台帳区域線図の写し、または道水路等境界調査図の写し

(1)はGoogleマップで住所を検索し、その地図を印刷し、マーカーで明示しました。
(2)(3)は手書きで作成しました。
(4)は見本があり、それに倣って記入しました。
(5)は実際に現場で写真をとり、それを印刷しました。
(6)はネットでも取得できるし、土木事務所内にある機械でも印刷できると言われたのですが、サイズが大きそうだったので事務所内の印刷機で印刷しました。

これらを準備し、再度土木事務所へ。
特に問題なく、提出できました。
申請の許可が下りたら電話するので、また取りに来てほしいと言われました。
申請費用は特にかからず、「(6)道路台帳区域線図の写し、または道水路等境界調査図の写し」を土木事務所内で印刷した際に50円✕2かかりました。

おすすめする切り下げ工事業者とは

私が切り下げ工事を行おうと思ったときに、まず最初に思いついたのは外構業者でした。
道路に面しているとはいえ、外構に入るのかなと思っていたこともあり外構業者をいくつか探していました。
しかし、色々調べているうちにこの切り下げ工事は「造成業者」と呼ばれる道路工事をメインに行っている業者にお願いすると安くできそうだということが分かりました。
外構を得意とする業者より道路工事を得意とするほうがいいということですね。
実際、見積もりをいくつか取りましたが、造成も行っている業者のほうが比較的見積もりが低かったです。

切り下げ工事を行う時期について

新築住宅を建築時の切り下げ工事については、駐車場が完成する前には切り下げ工事を行っていたほうがいいということでした。
先に駐車場に土間コンクリートを打ってしまうと、それに合わせた切り下げは難しく、結局打ち直しが必要になってしまうんだそうです。
しかし、あまり早い段階で行ってしまうと家の建築作業によって汚れてしまうそうなので、切り下げ工事が必要な場合は、足場が外れて外構が整った状態で駐車場の土間コンを打つ前にやっておくことをおすすめします。

まとめ

結局我が家は、申請は自分で行い、C社にお願いをして14万円ほどで工事を行ってもらうことができました。
工事自体もDIY感覚で自分でできないかとも思いましたが、まずもともとある縁石を撤去することすら無理だなと思い、工事は業者にお願いしました。
それでも当初は60万と言われていたのが14万円で済みました。
工務店経由で行わなくて本当によかったです。
申請自体も思っていたほど難しくはなく、10万円もかけてお願いする必要はないなと思いました。

何事も知らないと損をするだけです。

これから切り下げ工事を行う方の参考になれば幸いです。

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ABOUT ME
kotopapa/kotomama
神奈川県在住。 30代夫婦。 理想の注文住宅を建てるために奮闘中。