CMを打たないので知らないという人も多い一条工務店。実は口コミで広まっている大手住宅メーカーです。妹からの口コミでも「良い」と聞いていたので、ずっと気になっていました。
今回は一条工務店の住宅展示場に行ってきた内容をまとめました。
目次
一条工務店のお家の特徴
一条工務店の最大の特徴は全館床下暖房
一条工務店の特徴となるのが全館床下暖房が入っていることです。これはお部屋だけでなく、通路やトイレ、浴室においても(ワンフロアに)ひとつの配管で床下暖房を導入しています。
この配管に温水を循環させることで暖房効果を得ています。ひとつの配管というのが重要で、複数の配管をつながないため水漏れによるメンテナンスがほとんどかかりません。
通常の床下暖房だと40度くらいの温度の温水が流れているため、子どもが床で寝てしまった際に火傷をする可能性があります。ところが一条工務店だと全館床下暖房で常に家全体が暖かく保たれているため、温水の温度は27度で十分なのです。温度が低いため子どもが床で寝てしまっても安全なのです。
また常に温度が保たれていて低い温度を維持するだけなので、エアコンの暖房を入れるよりも光熱費を抑えることができます。
一条工務店はダントツの断熱性 3枚ガラスの窓を使用
一条工務店は木造建築でありながらダントツの断熱性能を持った家づくりができます。最近は木造でも断熱性が優れた家は多いですが、それでも窓からの断熱に一番苦労しています。
多くが窓が二重になっている2枚ガラスが多く断熱性能を高くしていますが、一条工務店ではさらにもう一枚多い3枚ガラスが標準で採用されています。3枚ガラスだとさらに断熱性能が高くなります。住宅展示場に行けば2枚ガラスと3枚ガラスの断熱性の違いを体験できるので住宅展示場に行った際にはぜひ体験してみてください。
他の展示場でも1枚と2枚の違いを体験して、2枚で十分だと思っていました。ですが実際に3枚と比べてみると、その違いは一目瞭然。断熱性の高い3枚ガラスは異次元でした。
他のメーカーでも3枚ガラスを使うことはできますが、価格が跳ね上がってしまいます。一条工務店は3枚ガラスをフィリピンの工場で自社で作っているため低価格での提供が実現できています。
また窓だけでなく、断熱材にも力を入れています。
通常よく使われる繊維系の断熱材ではなく、断熱性能が高い発砲プラスチック系の分厚い断熱材を使用しています。一条工務店は3枚ガラス、発泡プラスチック系断熱材、全館床下暖房の3つで暖かいお家を実現しています。断熱性に特化した住宅メーカーが一条工務店と思っておけばOKです。
一条工務店は木造だけどメンテナンスが75年不要
一条工務店は木造住宅です。木造住宅で心配なのがメンテナンスですよね。木造建築の場合には断熱材のカビやシロアリの対策が一番の問題です。これらもしっかり対応がされています。
【断熱材のカビ対策】
・断熱材そのものが吸湿しない素材を使っていてカビにくい
・窓フレームが特別な樹脂でできていて結露がおきない
・結露がおきないためカビにくい
【シロアリ対策】
・特別な樹脂を塗って木材がシロアリに食われない処理をしている
これらの対策からメンテナンスが75年不要と謳っています。
一条工務店は契約前の見積りから金額が変わりにくい
大手メーカーでは見積りが出て契約を済ませてから、細かい要望を盛り込んでいきます。そうすると見積りより500万円近くは大きな金額になるそう。一条工務店は見積り金額から大きく金額が変わってしまうことでアフターフォローの際の関係性に影響が出てしまわないよう、最初の見積りから大きく金額が変わらない料金設計にしています。
見積りから金額を変えない方法はいくつもあります。
・標準設備のグレードを高くすることでオプションによる値上がりを少なくする。
・部屋に対する窓の数を標準金額で4枚まで付け加えられる。
・4枚以内であれば窓や扉の数が増えても金額が変わらない。
・連窓は何枚あっても一枚という数え方。
こういった工夫をすることで初期の見積りと違わない金額での建築が可能になっています。
一条工務店でお家を建てるメリット
一条工務店は無料で地盤調査をして地盤保障がつく
一条工務店は地盤調査が無料で受けることができます。地盤調査会社を自社で持っていて20年近くの実績があり、地盤調査のノウハウがあります。そのノウハウと安心な家を提供するという観点から地盤保障が受けられます。
地盤調査で問題なかったお家で地盤に問題が発生した場合には地盤に対する保障が受けられるのです。通常は地盤に対しては保障などしないものですが、一条工務店では保障があるので何かあった際にも安心です。
一条工務店との仮契約を解消しても違約金なし
地盤調査やプラン作成をした後にメーカーで建築を進めるにあたり仮契約をします。そこから細かい打ち合わせなどで内装を決めていく流れになっています。この打ち合わせで予算が合わなくなり仮契約の取消をしようとすると多くのメーカーでは違約金が発生します。
一条工務店の場合は仮契約をしても仮契約に使った印紙代およそ2万円ほどだけ戻ってきませんが、残りの仮契約金は全て返還されます。
お家を建てる予定ではあるが、まだまだ先というケースで、実際にお家を建てる頃には建築材料費が値上がっている可能性があります。仮契約をしていると仮契約をした時の費用になるので仮契約をしておくということができます。(ただし値上がり分の半分を負担などメーカーによって違いがあるので確認が必要です)
これを考慮して先に仮契約をしていても後からメーカーを変更するハードルが低くなっています。
おまけ:QUOカード5,000円分がもらえる
一条工務店の展示場ではタブレットの貸し出しを受けてアンケートに回答することでQUOカード5,000円分がもらえます。住宅展示場に行く時にはこの情報を知らずに行ったものの展示場でのアンケートを記入している際にこの情報を知りました。
アンケート回答で5,000円はお得です。情報も得られるので行く価値ありです。さらに後日、住宅展示場の対応に関するアンケートDMが送られてきました。このアンケートに回答したら追加でQUOカード500円分がもらえます。
一条工務店の住宅展示場に行けば一条工務店の良さがわかります。QUOカードをもらうだけでも十分価値があるので一条工務店の住宅展示場に行ってみてください。