家づくり

黒い外壁は汚れが気にならない?メリットデメリットと新築で失敗を感じたこと

我が家は黒い外壁です。黒い外壁にした理由とメリットデメリット、また実際に黒い外壁の家に住んだ感想をお伝えしたいと思います。

外壁について

外壁にはさまざまな材質があります。
サイディング、モルタル、タイル、レンガ、天然石材などなど・・・
サイディングだけでもいくつもの種類があり、海の近くなのか、道路が近い場所なのか、家を立てる場所によっても材質選びは変わってくると思います。材質はそれぞれの場所・好みにあったものを選んでください。材質の種類は様々ありますが、各材質で黒っぽい素材があるかと思います。物によっては真っ黒にはならないものもありますので、素材によってどのような色味になるかは事前に確認する必要があります。

我が家はジョリパットという塗り壁の黒色を採用しました。黒にもいくつか種類があり、真っ黒にする場合は追加料金がかかるとのことだったため、追加料金のかからない範囲で選びました。また、少し奥まっている部分があるのですがそこはグレーにするなどして2色使いで仕上げました。

(遠くからだとよく見ないと分からない・・)

black outer wall

今回は材質ではなく、色、特に黒い色の外壁にしたことのメリットやデメリット、また個人的な感想をお伝えしたいと思います。

黒い外壁のメリット

黒い外壁の家

黒い外壁であることのメリットはなんといっても「個性的でおしゃれな雰囲気になる」ということだと思います。黒い色は特に若い世代に人気で徐々に増えてきてはいるものの、辺りを見回してもそこまで多い色ではありません。そのため、個性的に見えることが挙げられると思います。また、モダンでスタイリッシュな雰囲気を醸し出すことも可能ですが、和風テイストにも合い、比較的どんなテイストにもマッチしやすい色になります。そのため、植栽もどんなものでも合いやすく、緑やカラーリーフが映えます。

他にも黒い外壁であることのイメージは以下のものが挙げられます。

■高級感がある
■重厚感がある
■風格・威厳がある

黒い外壁のデメリット

若い世代には人気の黒い外壁ですが、年配の方であったり黒い家は嫌だと思っている方は一定数いるようです(私は会ったことはありませんが)。仮に隣人や近所にそのような方がいて黒い家にしてしまった場合になにか言われてしまうことがあるかもしれません。

また、当たり前ですが白い汚れは黒い壁には目立ちますし、夏場の外壁の表面はとても暑くなります。

黒い壁の注意点

お隣さんが黒い家の場合、個性的な雰囲気ではなくなってしまうので個人的には新築で黒い家を建てるのは辞めたほうがいいかなと思います。ツートンにしたり、一部に黒を入れるなどして個性を出して周りと被らないようにするといいでしょう。

また、自治体によっては黒い外観を禁止している地域もあるんだとか。事前に確認をしてから建てるようにしましょう。

【感想】新築で黒い外壁にしたら・・・

black outer wall

我が家の近所には黒い家が少ないので、黒い外壁にすることで個性的でスタイリッシュな雰囲気になったので個人的には黒い外観にして良かったなと思っています。私は昔から黒い壁に木目調を合わせることでよりスタイリッシュになる!と思っている節があり、それが今回実現できたことに非常に満足しています。(黒い壁に軒天を木目調)

「黒✕木目」個人的にすごくオススメです!

また雨だれしている外壁(明るい色の壁に黒い筋がついてしまっている状態)があまり好きではないので、ベースが黒であればその心配もありません。デメリットで白い汚れが目立つと書きましたが、白い汚れは黒い汚れよりも少ない気がしますし、例えば鳥のふんなどは雨で流れていくので雨だれのように残り続けることも少ないのかなとも思います。

ちなみに黒色には実際より小さく感じさせる効果や後ろに感じさせる効果があると言われています。そのため、黒い外観にした場合実際のサイズより小さく感じることになりますが、実際はその家を黒い色と白い色にそれぞれ塗って比べたりすることはない(できない)ので「黒にしたら小さく見えるから」という理由で黒い外観を避ける必要はないのかなと思います。

また黒い外観にすると家の中まで暑くなると思われがちですが、その点に関しては外壁に断熱材が入っているので黒いからと言って部屋の中の暑さが増すということはないようです。(夏場の部屋の中は暑いものは暑い笑)ただ、外壁の側に置いていた植物が外壁に近い部分から枯れてしまいました。表面温度はかなり熱くなるので、その点には気をつける必要があるかなと思います。

黒い外壁まとめ

黒い外壁のメリット・デメリットについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。黒い外壁が気になっている方の参考になれば幸いです。

さきほども書きましたが、我が家はジョリパットの黒色です。ジョリパットは色を吹付けていく手法なので、十数年後塗り直しが必要になります。塗り替えの時期に「やっぱり今度は白い家にしよう」なんてことも可能なようなので、色で迷われている方は塗り直し・吹き付け直しが可能な素材を選んでみるのもいいかもしれません。(塗り直しにはお金がかかりますが・・・)

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ABOUT ME
kotopapa/kotomama
神奈川県在住。 30代夫婦。 理想の注文住宅を建てるために奮闘中。