予算・ローン

家の解体工事を安く済ませる方法と裏技を紹介!

我が家は、もともとある一軒家を解体して、それから新築戸建てを建てる計画です。新しいお家にはお金をかけたいけど、解体はできるだけ安く済ませたい!

解体を安くする方法と注意するポイント、さらに裏技もご紹介します。
では、早速みていきましょう。

【家の解体工事】安くする方法

家の解体工事を安く済ませる方法は大きく3つあります。

  1. 解体業者の相見積もりを自分で取る
  2. 家の中のものを事前に処分しておく
  3. 助成金・補助金がないか調べる

1、解体業者の相見積もりを自分で取る

建替えの場合、施工業者によっては解体工事もまとめて引き受けてくれるところがあります。しかし、その場合は施工業者に仲介手数料を取られてしまう可能性があります。そのため、必ず自分でいくつかの解体業者に見積を取って相場をみるようにしましょう。

もちろんその結果施工業者経由でお願いしても大して変わらない金額であればそのままお願いしてしまって大丈夫です。ですが、解体工事金額だけで見た時にあまりにも差があるようであれば、自分で解体業者と契約し工事を進めてもらう方がいいかもしれません。

2、家の中のものを事前に処分しておく

不要な家財道具や廃棄物の処分にかかる費用は、処分方法にもよりますが高額になってしまうケースもあります。

解体業者によっては、家の中のものも処分しておきますと言ってくれる業者もあるかもしれません。ですが、中には当初の見積もりでは安かったのに家財道具の処分をお願いしたことで最終的にかなり高くなってしまう可能性もあります。

事前に粗大ごみの日などにゴミとして処理をしておくようにしましょう。

3、助成金・補助金がないか調べる

自治体によっては、解体する際に助成金や補助金がおりる可能性があります。例えば、150㎝以上のブロック塀は危険であるということから、解体する際に市から助成金がおりる地域があります。

我が家は150㎝に達していなかったのでもらえないとのことでしたが、自治体によっては他にもあるようなので調べてみるといいと思います。

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【家の解体工事】注意するポイント

解体工事費を安くするには上記のことを行えばいいのですが、注意するポイントがいくつかあります。

  1. 安すぎる見積もりには注意
  2. 解体業者と住宅施工業者の連絡が密に取れているか
  3. 解体業者のマナーは大丈夫か

1、安すぎる見積もりには注意

数社の見積もりを取った際、ものすごく安い見積もりを提示される可能性があります。

相場内だったり適正な範囲での低見積もりであれば問題ありませんが、明らかに安すぎる場合は注意が必要です。廃棄物が不法投棄されたり、人件費が少なすぎる場合はトラブルを起こす可能性が高いからです。

また、事前にすべての費用が含まれていない可能性もあります。我が家はかなり古い家のため、外壁にアスベストが使われている可能性があると1社から言われました。アスベストが使われた建材だった場合、処理代が高くなるそうですが、最初の見積もりにその金額が含まれていないと後々差額分を払うように言われるようです。それでは最初安かった意味がないので気をつけなければいけません。

2、解体業者と住宅施工業者の連絡が密に取れているか

土地の形状にもよりますが、解体してすぐに施工を開始する必要がある場合があります。我が家の敷地は道路から高くなっているため、解体後すぐに土留めの工事をする必要があります。そのため、解体工事終了後時間をあけてしまうと土が流れ出してしまうためすぐに新たな工事を始めないといけないのです。

この場合、解体業者と施工業者が連携して工事を進めてもらわないと困るので、そういったことがきちんとできる信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

3、解体業者のマナーは大丈夫か

解体する際、騒音・振動・粉塵などはつきものです。

近隣のみなさんにご迷惑をおかけすることになるので、解体工事開始前に近隣への挨拶は欠かせません。そういったことが当たり前にできるところを選びましょう。

また、人件費削減のため実際に解体工事を行う人が外国人のみということもあるそうです。外国人だからマナーが悪いかどうかはわかりませんが、たばこのポイ捨てなどのマナーがちゃんとしている業者を選びましょう。

家の解体工事を安くする裏技(うらわざ)

解体工事を安くする裏技があります。正確にいうと、解体工事費用自体を安くするのではなく、家の火災保険を利用してそのお金を解体工事費に充てるのです。

火災保険は火災の時だけでなく、災害で破損した部分についても補償をしてくれることをご存知でしょうか。
例えば、台風で屋根の一部が破損した場合、その修理にかかるであろう費用(防水シートの張替代、足場代など)に対する保険金がおります。

そしてその保険金は実際に修理に使わずに、解体工事の費用に充てても問題ないんだそうです。

もし、火災保険に加入していて家の破損した部分に関しての補償をしてくれるプランに入っているのであれば一度検討してみることをおすすめします。

では、そのやり方についてご紹介します。

保険金申請の具体的な手順

【ステップ1】専門業者に損害箇所の調査を依頼
【ステップ2】保険会社に保険申請をする
【ステップ3】保険金額の決定と受け取り

損害箇所の調査は自分で行うのは難しいかもしれません。屋根の上や普段見えない場所にも損害箇所がある可能性があるので、専門の方に調査してもらうほうが確実に見つけることができます。例えば、屋根の修理だけだと思っていたら別の箇所にも損害が見つかり一緒に請求できた、なんてこともあります。

また、保険会社への申請は複雑で素人には難しいところもあります。もし申請時に書類の不備などあって保険金が下りなかった、なんてこともあるようなので、申請をサポートしてくれる業者にお願いすると安心です。

ただし、保険の申請自体は保険加入者本人でなければいけないので、申請を代行することは違法になりますのでご注意ください。

【家の解体工事】まとめ

解体工事はできるだけ安く済ませたいですよね。

注意するポイントと裏技を使って、できる限り費用を抑え、その分新しい家にお金をかけられるようにしましょう!

 

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ABOUT ME
kotopapa/kotomama
神奈川県在住。 30代夫婦。 理想の注文住宅を建てるために奮闘中。