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マイナンバーカード申請用のスマホ写真の撮り方|上手に自撮りする4つのコツ

日本国民のおよそ8割の人がマイナンバーカードを取得していないというデータがあります。つまりこれからマイナンバーカードの申請をするという人がほとんどということになります。

これからマイナンバーカードを申請する人はなるべく費用をかけずに申請できるスマホ申請を選択する人が大半だと思います。他の申請方法を選択すると証明写真が必要になるので費用も手間もかかってしまいます。

ただこのマイナンバーカード申請で難しいのが顔写真です。

特にスマホ申請の場合は証明写真をスマホで自撮りすることになるので、斜めになったり、サイズ調整が必要になったりとバランスを取るのが難しいですよね。今回はマイナンバーカードで使う証明写真をスマホで上手に自撮りするコツについてまとめました。

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証明写真をスマホで上手に自撮りする4つのコツ

スマホで証明写真を上手に自撮りするためには4つのコツがあります。このコツさえ押さえておけば失敗しない証明写真を撮ることができるので試してみてください。

白い紙を膝の上に置く

部屋を明るくして撮影するのはもちろんですが、白い紙を膝の上に置いてレフ版替わりにしましょう。

室内で撮影すると上にライトがあるのでどうしても顔の下側が暗くなってしまいます。そのままの写真を使うと印象まで暗くなってしまいます。そこで下から白い紙で光を反射させて明るくすることで、影が薄くなって印象まで明るくなります。フラッシュを炊くと失敗しやすいので照明の光だけにしておきましょう。

姿勢を正して首を前に伸ばす

姿勢を正したら「顎を引く」はせずに首を前に突き出すようにしましょう。よく顎を引くように言われますが、顎を引くと顎下の脂肪が気になったり、輪郭が丸くなってしまいます。ところが首を前に突き出すようにすると顎のラインがキレイにできて輪郭がすっきりします。

横から見ると変な感じですが、正面から見ればキレイに見えます。室内での自撮りなので周囲の目を気にする必要もありません。ただし首を突き出すと言っても顎が上がっては写りが悪くなるので、顎は下げたまま首を突き出すように注意してください。

「ウイ」って言ってみる

証明写真では笑顔は厳禁です。とは言え、ムスっとしていては印象が悪い写真になってしまいます。そこで「ウイ」と言葉にして言ってみてください。

「ウイ」と言葉にして言うと自然に口角が上がります。これを使えば笑顔が苦手だという人も自然な表情を撮ることができます。ただし口角を上げすぎると違和感が出てくるのでほどほどにするように注意してください。

証明写真アプリを使う

最後は証明写真アプリを使いましょう。証明写真アプリは名前の通り、証明写真を撮ることに特化したアプリなので細かい調整がしやすいです。

おすすめが「証明写真アプリ

とてもシンプルなアプリですが、マイナンバーカード用の写真撮影にとても適したアプリになっています。マイナンバーカードをスマホで申請する場合には写真ファイルに規格が定められています。

その規格に適したサイズに簡単に変換ができるようになっています。

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そして自撮りで難しいのが真っ直ぐに撮影することです。手でスマホを持って撮影をすると、どうしても斜めになってしまったり、顔を中央にして撮ることが難しいのです。

それが、このアプリを使えば簡単に修正できます。

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娘の人形をお借りして撮影してみました。(顔が横に長いのでサイズが合ってませんが)顔の位置を合わせて証明写真に編集できるのでとても簡単です。そして重要なのが1枚の証明写真をデータ化できることです。

証明写真用のアプリは撮影したものを印刷する前提なのか顔写真が複数枚並んだ証明写真のデータになっています。ところがこの「証明写真アプリ」は顔写真を1枚だけにしてデータ化できるので、そのままマイナンバーカードの申請に使えるのです。

とても簡単に作れてしまうので「証明写真アプリ」を使ってみてください。

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マイナンバーカードのスマホ申請に使う写真の規格

マイナンバーカードの写真には規格が定められています。これを無視して申請すると不備で再申請が必要になってしまうので把握しておきたいところです。

詳細はマイナンバーカードの総合サイト 顔写真のチェックポイントで確認できます。ここではスマホで写真撮影をしてマイナンバーカードの申請をする場合に気を付けるところだけをピックアップします。

マイナンバーカードの写真撮影条件

マイナンバーカードの写真の撮影条件です。

・顔写真規格 6か月以内に撮影した写真(正面、無帽、無背景)
・明るく鮮明な写真
・背景に物、柄、影等がない無地の背景の写真

通常の証明写真と同じではありますが、自宅で自撮りするとなると忘れがちになってしまいます。例えば背景が真っ白ではなく、壁紙の線や物の影が入ってしまっている場合があります。もしくは家の証明なので暗くなってしまいがちなので、白い紙を使って明るくする対応をしましょう。

また画像編集ソフトで加工された画像などは受付できない場合があります。本人確認のための証明書になるので、顔の輪郭を修正したりするとシステムが本人と判定しない可能性があるので加工はやめておきましょう。提出した証明写真からさらにトリミングが行われます。顔を写真の中心に位置するようにし、東部や顔の輪郭が切れないように注意しましょう。

マイナンバーカードの添付ファイル条件

撮影した写真のファイル添付するためのデータの条件です。

ファイル形式:jpeg
カラーモード:RGBカラー(CMYKカラー等は不可)
ファイルサイズ20KB~7MB
ピクセルサイズ:幅480~6,000ピクセル、高さ480~6,000ピクセル

ファイル形式はjpegにする必要があります。スマホカメラで撮影しただけだとpngになっている場合がありますが、「証明写真アプリ」で編集した証明写真はjpegに変換されているので安心してください。

またカラーモードもスマホで撮影すれば基本的にRGBカラーになっています。ファイルサイズやピクセルサイズも「証明写真アプリ」でマイナンバーカード用に編集しているので問題ありません。このあたりの調整が必要なくなるので「証明写真アプリ」が便利ですね。

まとめ:証明写真アプリを使えば間違いない

マイナンバーカードの発行にはおよそ1か月ほどかかります。スマホでのマイナンバーカードの申請は簡単で費用もかからないので便利ではありますが、再申請になってしまうとマイナンバーカードの取得までにかなり時間がかかってしまいます。

一度の申請で終わらせておきたいので、失敗しないように証明写真を撮りましょう。

スマホで自撮りするコツは以下の4つです。

1.白い紙を膝の上に置く
2.姿勢を正して首を前に伸ばす
3.「ウイ」って言ってみる
4.証明写真アプリを使う

これを実践すれば上手に証明写真が撮れます。マイナンバーカードはどんどん便利になっています。運転免許証の機能を組み込んだり、健康保険証の代わりになったりとマイナンバーカード1枚だけでできることが増えているのです。

役所での手続きがとても楽になるので早めにマイナンバーカードを作っておくことをおすすめします。

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