こんにちは。
ことちゃんママです。
去年の2月の終わりに産まれたことちゃんは、
数日後の3月3日のひな祭りは、特にお祝いなどしませんでした。
というか、その時はまだ助産院に入院していたので、何もできませんでした。
ただ、助産院でちらし寿司を食べた記憶はあります。
助産院のごはん美味しかったなー。
さて、あれからもうすぐ1年経とうとしていますが、育児もだいぶ落ち着いてきたこともあり、今年の3月3日は改めてことちゃんの初節句をお祝いしようと考えています。
最近母に、「そろそろ雛人形を買いに行った方がいいんじゃない?」と言われたので、雛人形について色々調べることにしました。
素材や作り方などにもよりますが、値段もかなりピンキリです。
決して安い買い物ではないので、入念に調べて、自分の希望と予算に合うものを探したいと思っています。
せっかく買うのであれば、やっぱり納得したものじゃないと。
無知は損。何事も。
目次
■ひな祭りとは
3月3日はひな祭りです。
ひな祭りは、女の子の健やかな成長と幸せを願う行事のことで、「桃の節句」とも言われます。
ひな祭りには雛人形を飾り、ちらし寿司やハマグリの料理を楽しみます。
■雛人形とは
このひな祭りに飾る雛人形ですが、なぜ飾るかご存じでしょうか。
これは、「おひな様に女の子の穢れを移し、厄災の身代わりになってもらう」という意味が込められているんだそうです。
ただ、かわいいだけではないんですね。
【飾る時期】
厄払いの意味があるので、3月3日の当日だけではなく長い期間にわたって飾る方が良いそうです。明確な決まりはないですが、節分で厄払いをした後の方が良いとされています。遅くとも、ひな祭りの1週間くらい前には飾った方が良さそうです。
【片づける時期】
よく雛人形をしまい忘れると婚期が遅れる!と言われますが、それは全然関係ないように思います。
実際、我が家では私と妹で1つの雛人形でしたが、妹は早々に結婚し私は晩婚だったので、雛人形は関係ないと思われます笑。
ただ、いつまでに片づけないといけないといった決まりはないそうですが、厄災の身代わりになったお人形を出しっぱなしにしておくのは良くないので、早めに片づける方が好ましいかと思います。
■雛人形は誰が買う?
一般的に女の子が産まれた時、初節句の雛人形は母親の実家が買うんだそうです。
その理由は、昔、雛飾りが嫁入り道具のひとつだったからだと言われています。
しかし、現代ではこれといった決まりはなく、母親の実家が買うこともあれば、父親の実家が買うこともあるし、夫婦が買うこともあるし、色々だそうです。
要は、両家の実家で話し合ってどうするか決めればいい話なのです。
結構、こだわりのある家も多いようなので両親たちにはきちんと確認をとることをお勧めします。
我が家は、母親の実家、つまり私の親が買ってくれることになりました。
そして、どういう雛人形にするかの選択権は私が持っています笑。
■雛人形の種類
作成方法
調べてみると、雛人形には大きく分けて2種類の人形がありました。
それがこちら。
- 衣裳着人形
- 木目込人形
そもそも雛人形は顔と胴体を別々に作成しますが、胴体部分の作り方が2種類あるのです。
詳しく見ていきます。
【衣裳着人形(いしょうぎにんぎょう)】
こちらは、手や足がある立った状態のお人形に、雛人形用に仕立てた衣装を着せる方法です。
人間と同じように着物を着せるので、見えない部分にまで仕立てがちゃんとされています。
【木目込人形(きめこみにんぎょう)】
こちらの人形は、木で胴体部分を作り、溝をつけます。その溝に布生地をはめ込み衣装に見せていく方法です。
衣裳着人形に比べて、コンパクトなものが多いようです。
作家さん
雛人形では胴体部分を作った人が誰かというのが重要で、その人を作家さんと言うそうです。
有名な伝統のある作家さんのお人形になるとやはり値段も高くなります。
雛人形は顔が大事なんじゃないの?と思っていたので、顔と胴体は別々の人が作っている
と聞いた時は、ちょっとびっくりでした。
飾り方の種類
- 親王飾り・・・お雛様とお内裏様のみ
- 七段飾り・・・人形が15人揃った段飾り
- 五人飾り(二段または三段飾り)・・・親王に三人官女を加えた段飾り
ちなみに、私の雛人形は七段飾りでした。
実際の写真がこちら。
ミニチュアが好きだったこともあり、精巧に作られたお道具を見るのが楽しくてたまりませんでした。
そして何よりこの何段もある大きな雛人形を誇らしく思っていました。
あまり他の家ではこのサイズを見たことがなかったので。
なので、ことちゃんにもお雛様とお内裏様だけでなく、
いくつか段があって、お道具もあるような雛人形にしてあげたいと思っていたのですが、実際にお店に行ってみるとまず七段飾りは置いてもいなくて、
主流は親王飾りでした。
やっぱり段数が増えれば増えるほど、飾り付けも片付けも大変になるし、大きさも大きくなるので置き場所に困ってしまいます。
確かに、いつも母は飾るの大変そうでした笑。
ちなみに、すでにガラスケースに入った雛人形もありました。
これだと、いちいち並べたりする手間はありませんし、お人形がほこりをかぶることもありません。
ただ、お人形を出すことがない分、見えない部分が発泡スチロールになっていたりするそうです。
そしてガラスケースを割ってしまう人も結構いるみたいです。
値段に関して言えば、通常の雛人形よりこちらの方が安価でした。
見た目が良ければ、中の素材は気にならないという人にはおススメです。
収納箱のメリットとデメリット
最近の雛人形は収納のことも考えていて、台自体が収納箱になっているものがたくさんありました。
収納箱つきのメリットは、何と言っても見栄えがよいということです。
収納箱にも装飾がされているので、その上にお雛様を乗せると台を含めての雛人形になるので豪華に見えます。
一方、デメリットは箱自体が結構高い金額であるということです。私が見たものでは、箱だけで10万円近くするものもありました。
それから箱自体もかなりの重さがあるので、全体的に重くなってしまう傾向があるそうです。ものにもよるみたいですが、全体で30キロを超えるものもあるそうです。
移動が大変。。
■選ぶポイント
雛人形専門店などにいくと、雛人形の数が多すぎて何から見ればいいか迷ってしまうと思います。
実際、私もそうでした。
そこで、見るべきポイントを簡単にまとめてみたいと思います。
この順番に決めて見ていくと、スムーズに購入できるのではないかと思います。
・家で置く場所のサイズを測る(お店に行く前にやっておくこと)
▼
・何段の雛人形にするのか
▼
・収納箱ありにするのか、なしにするのか
▼
・お人形のお顔
▼
・着物の色
▼
・屏風の色
もちろん、金額もあらかじめ決めておいた方がいいとは思いますが、気に入ったものを買うに越したことはないと思うので、買ってもらう人と要相談で笑。
■おすすめの雛人形
【木目込み人形でおすすめのもの】
【衣装着人形でおすすめのもの】