4月に近づくと育休の延長を考え始める人も多いのではないでしょうか。でも育休の延長を職場に伝えるのは気まずいというという人も。
今回は育休の延長を職場に伝えるのが気まずいという人に向けて、実際に育休を延長してどうだったのか、育休延長を気まずくなるのをなるべく避ける方法を紹介していきます。これから育休を延長したいと考えている人は参考にしてみてください。
目次
実際に育休延長をして気まずくなった?
私たちは1人目の子どもが生まれた時に育休を取得しました。2月に生まれたため、4月からの保育園に入園させるには2カ月の育休延長が必要でした。当時はパパママ育休プラスの制度を利用して2カ月の育休延長を行いました。
実際に育休を延長してみて職場の方と気まずくなったかというと、そんなことは全くなく、職場の人間関係も変わらずに職場復帰することができました。むしろ復帰後は職場のママさんたちや若手社員から育休中どうだったかよく聞かれます。
夫婦で共に育休を取っているのも好印象を持たれましたし、今後の若手社員が育休を取りやすくすることにもつながるので、気まずくなることは気にせず必要であれば育休延長を取得して良いと思います。
育休延長で気まずくならなかった理由
育休延長をしても気まずくならなかった理由を自分なりに振り返ってみると、一番は会社にとって大きく影響はないということです。育休期間は半年ほどですが、6カ月も8カ月も職場には意外と影響はないもので、早めにきちんと伝えれば大丈夫です。
とは言え、もちろん迷惑はかかっているため、きちんと誠意を持って対応する必要はあります。ですが、きちんと育休が取れる職場である時点で、育休取得にある程度の理解があるので深く考えすぎずに育休延長を伝えれば大丈夫です。
また育休中に不承諾通知書をもって育休延長を申請すれば、事業主は延長申請を拒否すると違法になるため堂々と育休延長を伝えましょう。
育休延長で気まずくなるのを避ける方法
私の場合は育休を延長しても気まずくなりませんでしたが、それでも職場で気まずくなるのが気になるという人は多いですよね。なるべく育休延長で気まずくなるのを避ける方法も整理しておきます。
保育園に入れなかったことを伝える
一番は保育園に申し込んだものの入れることができなかったことを職場に伝えれば、致し方ないという事で理解してくれることが多いはず。実際に保育園に入れたくても入れられなかったということを理由に多くの人が育休を延長せざるを得ない状況になっています。
育休を延長するには保育園に入れなかった不承諾通知書が必要となるので、保育園の申し込みは忘れないうようにしましょう。あえて育休を延長するために保育園の申し込みを最小限にした場合にも通ってしまえば復帰しなくてはいけないので注意しましょう。
人事を通して延長手続きを行う
育休延長を職場の上司に直接伝えるのが気まずい場合には人事を通して延長の手続きを行いましょう。私の職場は育休に入ると現場とのやり取りは一切なく、全てのやり取りを人事を通して行いました。
育休延長のやりとりも人事を通して手続きを行ったので、職場に対する気まずさを感じることはありませんでした。育休に入る際にあらかじめ人事担当者の連絡先をメモしておき、延長手続きを人事と行うようにしましょう。
早めに育休延長を伝える
気まずさを最小限にするには、早めに育休延長を伝えるのが大事です。職場に迷惑をかけるから気まずくなるので、迷惑を最小限にするには育休の延長を早めに伝えることが一番です。
育休延長で気まずくならないためには堂々と育休延長を伝えるのが一番
保育園は4月入園の枠が多く、子どもを保育園に入れるには4月まで育休を延長せざるを得ない人が大半で、どうしようもない場合には退職する人もいます。最終的には辞めなくてはならないのであれば、利用する権利のあるものは堂々と権利を主張しましょう。
申し訳なく育休延長を伝えると相手も何か言いたくなってしまうかもしれないので、申し訳ないけれど育休の延長をしたいと、さも当然かのように伝えるのが一番じゃないかと思います。
これから育休の延長を考えている人の参考になれば幸いです。