育休を取得していると延長を考える人も多いはず。しかし育休はいつまで延長できるのか把握していますか?また会社が育休延長を拒否するのではと心配している人も多いのではないでしょうか。
今回は育休延長がいつまでできるのか、会社は育休延長を拒否できるのかをまとめてみました。育休延長を検討している人は参考にしてみてください。
育休延長はいつまでできる?
育休は最大2年まで取得することができます。正しくは育休の対象となる子どもが2歳になる前日まで育休を延長することができます。
保育園に入れたいものの競争が厳しくて4月入園の申し込みでなければ保育園に入れられないなど、様々な理由から育休の延長を検討することがあると思いますが、育休は子どもが2歳になる前日まで延長することができるので、必要に合わせて育休延長の手続きを行いましょう。
会社は育休延長を拒否できる?
育休延長の手続きをした際に会社に拒否されるのでは?と心配になってしまいますが、事業主都合で育児休暇延長の申請を拒否することは違法になります。一方で、書類がそろっていないなど申請を拒否できることもあるので注意しましょう。
基本的に保育園の利用申し込みをしたものの競争が激しく入園できず、不承諾通知書が送られてきた場合には、育休延長の手続きと共に不承諾通知書を提出することで事業主は延長申請を拒否すると違法になります。
育休を最大まで延長する方法
育休を最大まで延長するには、子どもが1歳のタイミングと1歳半のタイミングで育休の延長を行いましょう。
あらかじめ子どもが1歳になる前日まで育休取得をすると申請しておき、子どもが1歳になる前までに保育園に入れなかった不承諾通知書を提出することで、育休期間を子どもが1歳半になる前日まで延長することができます。
また、子どもが1歳半になる前までに保育園の申し込みを行って保育園に入れなかった不承諾通知書を取得し、不承諾通知書を提出することで育休期間を子どもが2歳になる前日まで延長することができます。